コンピュータ関係の展示会

コンピュータの応用が様々な業界で進んでいます。現場への導入が比較的遅れていた教育や医療・介護にも最近では当然のごとくコンピュータが入っていますし、最近では農業の分野でもITの技術が生かされるようになってきています。そのため、どの業界の展示会でも何らかのシステムがブースを設けて展示されるようになってきました。仕事柄医療・介護関係の展示会によくいくのですが、そこでも三分の一くらいがコンピュータやシステム関連のブースになっています。


自動車業界でも、カーナビなどはhコンピュータそのものといえますし、おもちゃ業界でもいろんなところにITの技術が導入されています。どの業界の場合もコンピュータは切っても切れないものになってきているのです。ところが、IT業界だけの展示会というのは意外に少なく、昔のように一つのメーカーだけで大きな会場を使うようなことはなくなっています。これは、業界ごとの展示会に出展した方が、興味を持ってみてもらえるということと、その逆にコンピュータ全般にしてしまうと規模が大きくなりすぎて運営が難しくなることが原因でしょう。たとえエンドユーザーだけを対象にしたり、コンシューマだけを対象にしたとしても、ハードメーカーは国内外合わせて10以上は出店することになるでしょうし、ソフトハウスとなるとその何倍、いや何十倍にもなり、巨大な会場でなければ開催不可能になります。


巨大になりすぎると、見に行く側にとってもいろいろと不都合が生じます。到底一日ですべてを見て回るのは不可能になりますし、特定のブースだけを見て回ろうとしても探すのに一苦労という状況にもなります。しかし、コンピュータのみの展示会に意味がないわけではありません。時間に余裕があって、特に何を見たいというものがない場合は、思わぬ発見があったりするものです。私自身も、もう何十年も前になりますが、こんなシステムがあるのかと何度も驚いたことがあります。こういう発見は、特定分野に絞り込んだ展示ではあまりありません。最近のコンピュータ関係の展示会は、IT業界の中でさらに分野を絞ったものになっています。通信技術に特定したものや、クラウドだけのもの、データベースだけのものなど、広いIT業界の中で分野ごとに開催されるようになっています。実際にこういう展示会の場合は、IT以外の業界でITの技術がどのように活かされているのかということを知る良い機会になります。